« 一回目の通し | メイン | うむむ、議論は続く »

飛行機雲

01-06-07_0215.jpg

ロンドンの空が青くなると、飛行機雲がよく見られます。
奇跡的に真っ青な空になると、5分に一回は、空を二つに分けて進んでいく白い線を見ることができます。
そういう時は、人生の可能性を信じてもいいような気がします。

谷川さんの詩は、正しくは、「空の青さを見つめていると」でした。

今日は、とにかく論理的に芝居を説明しました。これ以上ないぐらい論理的に。

うまくニュアンスを英語で伝えられない時は、本当に悲しくなります。一日に100回ぐらい、「ああ、英語だよ!」と心の中で叫んでいます。

でも、英語を仕事で使っている人は、きっと、何回も泣いているはずです。海外で生まれて、オートマッチクにバイリンガルになった人以外は、きっと、英語でうまく伝えられないことに涙したはずだと思って、自分を勇気づけます。

そんな時、空を見上げて、無限に見える青を二つに区切っていく飛行機雲に出会うと、なんだか、勇気をもらうのです。無限も、意志を持って進めば、自分の軌跡を刻めるのだと。無限も、意志を持てば、有限に分割できるのだと。

なんだか、小っ恥ずかしい文章ですが、心底、そう思います。

About

2007年06月01日 12:14に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「一回目の通し」です。

次の投稿は「うむむ、議論は続く」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。