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これは、夢見る時期を過ぎても、夢を見続けたいと決意した人達の物語である。
夢が終わっても人生は続く。
青春が終わった後の人生、物語を失った人生、それは夢のない人生と同じ意味じゃない。
夢のない人生を生きることは、人生から歌を捨て去ることと同義だ。
夢見る時期を過ぎても、夢を見続けたいとあがく人達の姿は、
愚かで滑稽で、そして格好良い。
そんなわけで、8年ぶりにやっと再演できることになりました。
ブルーハーツの音楽と共に、またこの作品を上演できることに興奮しています。
ロックが永遠の反抗、持続する抗議だとすれば、本当のロックとは何か?
本当の反抗とは何かを考えた作品です。
それも、深刻にではなく、ブルーハーツの最高の音楽に乗せて。
紀伊國屋サザンシアターをライブハウスにするつもりです。
ぜひ、心と身体の汗をかきに来てください。
鴻上尚史
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