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「オープン・ワークショップ」、興味はあるけど何をやるか分からないし、ちょっと手を出しにくいなーと思っているアナタの疑問にお答えします。ずばり、鴻上尚史に聞きました。

「オープン・ワークショップ」って何?

一問一答スタートです。


――オープン・ワークショップとはなんですか?

鴻上 「誰でも、先着順に受けることができるのが、オープン・ワークショップです。ちなみに、オーディションなどの選考がある場合は、クローズド・ワークショップと呼びます。」


――どんな内容なんですか?

鴻上 「僕のワークショップは、「演技への手がかり」を最大限に提供しようとするものです。いろんな「表現の可能性」の選択肢を伝えるとも言えます。

少し具体的にいえば、「正しい発声とは何か?」から始まり「声の教養とは?」「言葉の教養とは?」「声の要素5つ」「身体を発見するということ」「身体を自覚するということ」「表現とクセの違い」「身体としての変数」「スタニスラフスキー・システム」「ラバン・システム」「サブ・テキストの発見」「サブ・テキストの出し方のレベル」などです。

すべて、表現に密接に関係していることです。表現に行き詰まったり、悩んだときに、「こんな手がかりがあるんだ」と思い出し、考え、採用してもらえると有効な方法です。

それを、2日間で、高速度でお伝えします。」


――演技経験がほとんどんないんですけど、大丈夫ですか?

鴻上「大丈夫です。表現というものに興味があり、「こえ」と「からだ」を使って、表現をしようとしている人なら、全然、大丈夫です。」


――では、演技経験がまったくない人は?

鴻上 「もちろん大丈夫です。人前で話す人、人前でプレゼンする人など、「こえ」と「からだ」と「表現」に興味のある人ならOKです。今まで、『コーチングを専門にしている人』『政治家になろうとしている人』『営業トークをうまくなろうとしている人』が参加してくれました。もちろん、演劇部の顧問の先生や演出家で、演技経験がない人も大歓迎です。」


――・・・怒ったりしませんか?

鴻上 「しません。どんな状況を想像してるんですかね(笑)誰か一人を選んで、さらし者にするようなこともまったくありません。何かを激しく要求されるということもありませんし。表現と演技のレッスンに、怒るとか恥をかかすとかは、一番、避けたいことですから。」


ありがとうございました。
少しでも皆さんの疑問を解くヒントになりましたら幸いです。


鴻上尚史のオープンワークショップ

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