節分です。
今日は稽古休みなので、豆まきイベントができないのが少し残念です。
さて、『僕たちの好きだった革命』は、2人のクリエイターが共同で企画した作品です。
一人は、もちろん鴻上尚史氏。
そして、もう一人は、あの堤幸彦監督です。
お二人に一体どういう接点があったのか気になるところですが、
事実として残っているのは、
2002年に上演されたKOKAMI@network vol.4『幽霊はここにいる』のパンフレットで、
お二人が既に『僕たちの好きだった革命』について語っていたということ。
4年の歳月を経て「演劇」として上演される、この作品について、
堤幸彦監督からメッセージをいただきました。
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思いついたのは17年ほど前です
最も自分らしい表現手段で「伝えるべきメッセージ」を送り出せないか
肩肘を張らず、脂っこくなく、わかりやすく・・・
自分がリアルに見聞きし追体験した「あの時代」
今と「あの時代」は何が違っていて何が同じなのか?
「あの時代」の熱は苦しかったけれど楽しく純粋であったはず
僕は少し遅れてきた世代だけど共感したかった
その気持ちは今もずっとそのままです
世界が「あの時代」を忘れ去ろうとしている中で
ますますこの作品の存在意義は増していると思います
鴻上さんはいち早くこの作品に共感してくれました
まさに「同志」です
映画としてまず表現したかったけどいろいろあって
舞台が先になりました
きっと楽しくもきちんと伝えることのあるいい作品になりそうです
ひとつの世代に限定されないエンターテインメントを期待します
出演者の皆さん、ちょっと珍しいこのテーマを楽しんでください
きっと現代が「違って見える」はずです
堤幸彦
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長い年月を経て生まれた、このコラボレーション作品。
いろんな表現方法で、皆さまに楽しんでいただきたいと思っております。
まずは、演劇で。
劇場でお待ちしております。
virgo